にんじんサンデーの一口馬主ダイアリー

競走馬への出資(いわゆる一口馬主)をはじめたので、記録がてらに綴っていきます。

ニューワールドレーシング、一口馬主クラブ法人設立へ!

ハナズゴールの馬主さんとして知られるマイケル・タバートさんが一般の方を対象にした一口馬主クラブ法人「ニューワールドレーシング」の設立を目指している事が明らかになりました。

個人馬主向けのニューワールドレーシング・オーナーズを設立した事は耳にしていましたが、クラブ法人まで目指しているとは驚きです。

一体どんなクラブ法人になるのかとても楽しみですが、オーナーズのコンセプトやシステムを元に・・・という報道もあるので、まずはオーナーズのコンセプトを調べてみました。

ざっくりまとめますと・・

● 個人馬主向け(1/10)
● オーナーズ運営に関する費用(入会金・毎月会費・年会費)は一切なし
● 事務手数料及び賞金分配時の手数料は一切無し
● 2歳の1月1日以降の費用は全て明細を開示した上での実費のみ
● 育成がはじまってから引退まで毎日の情報更新
● レントゲン、喉や心臓の検査結果など、獣医チェックの元となる情報を全て開示
● 目標レースとして牝馬は桜花賞、牡馬は日本ダービーに設定
● 目標レースに出資馬が出走したら、所属厩舎に謝礼金500万円を支払う
(ニューワールドレーシング・オーナーズと会員は半分ずつ負担)
● 浦河町を中心に、日高地方を身近に感じていただけるサポート(名産物を届けるなど)
● 浦河町を中心に、日高の牧場が生産し育成したお馬さんを厳選(海外生産馬については例外アリと明記)
● 騎手の希望や海外遠征の是非など、全員一致は難しくても、会員の声はなるべく反映させる

いやいや、個性的なオーナーズですね。入会金や会費がないのはLEXも同じですが、賞金分配時の手数料がないのは異例ですね。ただ、同様のコンセプトがクラブ法人に適用できるかはわかりません。クラブ法人=金融商品を販売する法人ですので、金融庁の認可が必要です。事業の信頼性や継続性の根幹を担う部分でしょうから厳しい審査が待っているのが予想できます。もしオーナーズに近いコンセプトで設立できたら凄く興味のあるクラブになりそうです。

ニューワールドレーシング・オーナーズのコンセプトから感じたのは

「リスクの共有」です。

生産者は情報を開示する事で売れないリスクがある。
オーナーズは情報を開示する事で売れないリスクがある。
オーナーズは売れ残りが多発する事で評判を落とすリスクがある。
馬主は高いお金を払ったけれど走らないリスクがある。

これを既存の一口クラブ法人に当てはめて考えてみると、

生産者は良い情報だけ公表する事で売れ残りのリスクを避ける。
クラブは悪い情報をオブラートに包む事で売れ残りのリスクを避ける。
クラブは悪い情報をオブラートに包む事で、評判を落とすリスクを避ける。
出資者は高いお金を払ったけれど走らないリスクがある。

考えさせられますね。

私は出資馬が勝ってくれたら嬉しいですが、馬柱に載っているだけでも喜べちゃいます。あまり高くないお馬さんに出資しているからかもしれませんが、仮に未勝利で終わっても、ケガをしても、「出資した自分が悪い」と思います。生産者やクラブ、調教師、騎手のせいにしようとは思いません。既存の一口クラブで満足しています。

しかし、ニューワールドレーシングのコンセプトには感銘を受けています。正直、レントゲンを見ても喉の画像を見ても自分にはさっぱりわかりません。ただ、生産者として、商売をする人間としての誠意や人間性は伝わってきます。


実際に「生き物だから仕方がないよね」と言う事はあると思います。ただそれを出来るだけ少なくしよう!生産者とオーナーズも馬主(出資者)と一緒にリスクを負うんだという姿勢は感じます。

こういうの大好きです。

クラブの設立が順調に進んでくれる事を願っています。
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  1. 2017/07/21(金) 00:09:21|
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DMMのクラブについて思う事

巷で話題になっているDMMの一口馬主参入ですが・・・

「投資やギャンブルではなくて感動体験の共有」
「リアルダビスタ」

などなど今までの一口クラブとは異なるコンセプトが聞こえてきます。

更に・・・

●口数が1万口
●初回の購入代金に引退までの維持費などが上乗せされているため、初回以降はコストが引かれない(ように見える)
●購入や支払い口座がDMM.com証券に指定されている
●専用のアプリで週5回の更新を予定

など、その内容も前代未聞と言えるのではないでしょうか。

すごくポジティブに捉えれば

●超良血馬に気軽な価格で出資できる
●ランニングコストを意識しなくていいので、回収率がわかりやすい
●証券会社の口座なら確定申告が不要になるかも?
●頻繁に出資馬の近況を知る事ができる

と考えられます。

ただねぇ・・・・。

1万口もあると「命名」「牧場見学」「口取り」「パーティー」など一口馬主ならではの所有感や交流は難しいように思います。果たして「愛馬」と思えるのか・・・。

初回以降の費用についてもエピカリスみたいに遠征になったらどうなるんだろう・・・。もしGIに優勝したら記念パーティーやるのかな?その分も会員が負担するのかな?などなど、どうも見込みが甘い気がしています。そもそもGI優勝記念パーティーは東京ドームか日産スタジアムでやるんでしょうか?それともオンラインパーティー?

広告か課金で儲けてきた会社が会費とお馬さんが稼ぐクラブ収入だけでやっていこうと思っているのでしょうか。キャロットの売上高でさえ11億ちょい。(2010年のものなので、今ではそれよりも上でしょう)それで満足できるのでしょうか?ワタクシにはアプリのダウンロード数やDMM.com証券の口座数、HPがあればクリック数を勘定しているのが思い浮かんでしまいます。

とまぁ、ちょっとディスっちゃいましたが、見方を変えればクラウドファンディングのように見えなくもない。一口馬主とて、ワタクシの収入ではそれなりの出資額と感じてしまいます。依然としてハードルが高いのは間違いありません。よりハードルを低くして新たな競馬の楽しみ方を提案するというコンセプトは応援したいので、これからどのようなクラブづくりをしていくか、楽しみにしたいと思います。

もしDMMが

将来的に牧場をつくり、牧場名を会員から募集する・・・なんていうリアルダビスタを追求しはじめたら、会員さんには「もちかね牧場」という名前で応募してもらいたいです。何か良い事あるかもよ(笑)
  1. 2017/07/15(土) 23:23:13|
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エピカリスの件から思う事。

ベルモントSへ挑戦するために遠征していたエピカリスでしたが、主催者側の獣医によるドクターストップ、無念の出走取り消しとなりました。エピカリスの将来を考えると良かったと思います。あとは無事に帰国して、また元気な姿を魅せてもらえればと。

しかし、各所で話題になっているのがエピカリスの出資者が負担した1口5万円の遠征費が無駄になってしまったという事実。

ドバイや香港といった招待レース(主催者側が遠征費を負担)とは違い、自ら遠征費を負担して海外レースへ挑戦したクラブ馬と言えばサンデーレーシングのオルフェーヴルや友駿のタップダンスシチーやエスポワールシチーが思い出されます。彼らはGIを勝ち、たっぷり賞金を稼いでから遠征したのに対して、エピカリスはまだ3歳になったばかり。中央地方合わせて5500万円ほどしか稼いでいない状況での遠征という判断が物議を醸している要因なのではないでしょうか・・・。

クラブの判断とかノーザンファームの意向とか海外レースの馬券販売を強化したいJRAの意向とか感じる事は多々ありますが、当ブログではこのあたりには触れずに今回のエピカリスの件から

3歳春にダートGIを!
海外遠征費はJRAが負担すべし!

という2つの事を考えてみました。


まずは3歳春のダートGI。ジャパンダートダービーをメインに据えるのは良いとして、中央馬にもそのステップレースとしてダートGIが必要だと考えます。それに伴い、GIの前哨戦となるGIIやGIIIも必要になるでしょう。ユニコーンSをGIに昇格させ、ヒヤシンスSと昇竜Sあたりを重賞に昇格という形が良いと思います。

昇格したユニコーンSの上位馬にジャパンダートダービーの優先出走権を与えることで、ジャパンダートダービーが更に盛り上がり、レースの格が上がると考えています。ダート路線のメインレースは地方に担ってもらうという配慮を維持しながら中央にも路線を設ける事で、2歳時に賞金を稼いだダート馬がレース選択に迷わないようにする事ができます。もしこのようなダート路線があればさすがのエピカリスも国内に専念したのでは・・・と考えます。

続いて、海外遠征について。

島国ですから遠征には必ず航空機での輸送が生じ、その費用は莫大なものになります。クラブ馬は会員が負担する事になりますし、個人馬主でも超がつく大物でない限りは自費での遠征は難しいでしょう。

そこをクリアにする奥の手として、JRAが遠征費を負担するというもの。

といってもただ単にどのお馬さんにも無条件に・・・という訳にはいきませんので、しっかりとポイントや賞金など基準を設けて、実績上位○頭などに絞ったほうが良いでしょう。

原資はズバリ海外レースの馬券売上の一部。

昨年の凱旋門賞、メルボルンC、BCフィリー&メアターフ、香港4競走の馬券売上は約95億円。たとえばそのうち1%を遠征費としてプールする制度を設ければ9500万円が残ります。これを遠征費として使う事で、実績上位馬の海外挑戦がしやすくなるのではないでしょうか。

将来的に海外遠征が活発になり、海外レースの馬券売上が200億円まで到達したと仮定すれば、1%でその予算2億円。10頭ほど招待でないレースに参戦できます。

もし活躍すれば、引退後に種牡馬や繁殖牝馬としてオファーがあるかもしれません。オファーを受けなくてもその仔を海外の馬主さんが買ってくれるかもしれません。馬産地にとっても良い事ですので、ぜひ検討してくれないかなぁ。


と、そんな事を考えさせてくれたエピカリスの遠征でした。
  1. 2017/06/11(日) 23:56:52|
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POG 2016-2017結果

そういえば、JRA-VANでPOGに初参加したのも昨年から。ダービーをもって1年が終わりました!

さて、結果は!

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トータルポイント:89,420人中29,506位
シェアポイント:89,420人中14,910位

トータルポイントでは重賞勝ちがミスエルテだけと厳しい結果に終わりましたが、シェアポイントではディバインコードと我が愛馬ブランメジェールのおかげで健闘したと勝手に解釈しております(笑)

2017-2018シーズンでは「ノルマンディー2頭」「キャロット2頭」「シルク2頭」という縛りの中でチョイスしてみようと思います。POG本ではピボットポイントがそれなりに名前が挙がっていたので指名しようかな。
  1. 2017/06/02(金) 22:51:14|
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ダービーを終えて

ダービーを終えて、また新たな世代の戦いがはじまります。

14年産から一口をはじめたワタクシにとって、最初の1年が終わったという気持ちです。

そこで、14年産の出資馬たちの奮闘を振り返ってみたいと思います。

1番最初に入会したキャロットは特に何も考えず知名度だけでクラブを選びましたが、残口馬もわずかな状況でしたので、母馬のレースを知っていたゴレアーダときょうだいにデビュー勝ちが多かったスターズインヘヴンに出資。

ノルマンディーはバランスの良さに惹かれたラピュルテへの出資で入会。2次募集で鍛えがいがありそうなラグランドルーと筋肉質なキャラメルフレンチに出資。年明けて、利発そうな表情をしていたハリウッドレーヴとトレーニングセールでの走りを見て出世を確信したビターレ、アメリカで圧巻の走りを魅せたブランメジェールに出資し、2クラブ計8頭で最初の1年に臨む事に。


そして結果です。(一口馬主DBさんから拝借しました)


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いやぁ、散々・・・といった内容。

自慢じゃありませんが、デビュー戦シンガリ負けが3頭もいます(笑)

勝ち上がりは2頭。既に引退が1頭。5頭の未勝利馬が生き残りをかけて、この夏を走ります。来年も走れるお馬さんが増えるのか、微妙な情勢ですが、なんとかあと2頭は勝ち上がってほしいなぁと・・・。8頭中4頭は生き残った・・・という形になればいいなぁ。

最初の世代に出資してみて、自分の一口スタンスみたいなものが見えてきました。

最も重視すること。

「丈夫で数多く走る」

あれっ?これってノルマンディーのコンセプト。

2世代目にあたる15年産では脚元の不安で長期の頓挫だけは避けたかったので、自分なりにお馬さんを見て、基準を厳しくしたつもりです。今のところ、長期にわたって頓挫している出資馬はいないので今のところはまずまず。

数多く走るのはお馬さんの体質はもちろんのこと、クラブや厩舎の意向もあると思います。このあたりは15年産と16年産でしっかり見極めたいです。

今のところ、ノルマンディーのコンセプトはかなり良いと思っているので、コアサテライトのサテライトの気持ちで入会したクラブでしたが、今後はメインクラブとして考えています。ノルマンディーで頭数を多めに、キャロットとシルクはこれだという一撃必殺の1頭に絞っても良いかなと。

最初の1年はノルマンディー愛が深まった1年にもなりました。
  1. 2017/06/01(木) 23:46:15|
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